実際にシャドーボクシングを行なっていきました。ストレート、フック、アッパーとパンチを出していくのですが、身体の中心で骨盤と胸を回転させ、その回転によってパンチを出していきます。そこがポイントで腕の力だけでパンチを出すと疲れやすく大振りのパンチになってしまいます。この動きを続けていくうちに大腰筋がキュッと細くなっていくような感覚になりました。お腹がキツくなって、体幹が使えているなという印象でした。

ボクシングで覚醒

こんにちは。一本歯下駄トレーニングでMAX160キロを目指す社会人野球選手の白川一真です。

本日は、先日受けたボクシング講座の内容になります。

先日、宮崎さんが開催しているオンライン講座の中で久田哲也さんによるボクシング講座が行われました。

基礎の部分を教えていただいたのですが、僕が今まで持っていたイメージとは異なっており、そこから学べるものがたくさんありました。

ボクシングは1つのパンチで終わりではなく、パンチを出し続けたり相手のパンチを避け続けたりと次の動きにつながる動きをし続けなければなりません。つまり大振りのパンチを出してしまうとバランスが崩れてパンチが当たらなかったり、パンチを避けられなかったりするわけです。そのため骨盤と胸を同時に(身体の中心で)素早く回転させてパンチを出していきます。

野球は投球においても打撃においても一つの投球、スイングでいかに力を伝えるかが大事になってくるため、捻りなどを利用して力を生み出します。そのため骨盤の回転を先行させて胸の開きを抑えそこから生まれる捻転差でパワーを作ります。

そこが野球とボクシングの差であり、僕の持っていたイメージと異なる部分でした。

実際にシャドーボクシングを行なっていきました。ストレート、フック、アッパーとパンチを出していくのですが、身体の中心で骨盤と胸を回転させ、その回転によってパンチを出していきます。そこがポイントで腕の力だけでパンチを出すと疲れやすく大振りのパンチになってしまいます。そのため腕は力を抜いて行います。この動きを続けていくうちに大腰筋がキュッと細くなっていくような感覚になりました。お腹がキツくなって、体幹が使えているなという印象でした。

またもう一つ大事なポイントはガードの手を下げないことでした。顔の位置から下げないということは初心者の僕にとってなかなか難しいポイントでした。

このシャドーボクシングを1週間ほど続け、週末の試合に臨んだのですが朝一のランニングダッシュから身体の調子が良くキレが出ていました。その日の登板もいつもより力が伝わっている感じがあり、コントロールにもまとまりがありました。無駄な動きが取れ、直線的に力を出していけるようになったからだと感じています。また身体の回転でパンチを出すというところが、身体の回転から腕を振るという部分につながり、力みのない投球ができました。ボクシングの動作を取り入れることでうまくバランスが取れるようになった印象があるのでこれからも続けていき経過を見ていきたいと思います。再現性のアップにもつながると思いますので今後どうなっていくか楽しみです。

ボールにまとまりがない選手に特におすすめのトレーニングだと感じました。また守備範囲の向上にもつながると感じ、野手投手問わずパフォーマンスアップにつながると思います。

ボクシング講座を受けて新たな発見がありました。久田さんありがとうございました!

 

友だち追加

関連記事

TOP
実際にシャドーボクシングを行なっていきました。ストレート、フック、アッパーとパンチを出していくのですが、身体の中心で骨盤と胸を回転させ、その回転によってパンチを出していきます。そこがポイントで腕の力だけでパンチを出すと疲れやすく大振りのパンチになってしまいます。この動きを続けていくうちに大腰筋がキュッと細くなっていくような感覚になりました。お腹がキツくなって、体幹が使えているなという印象でした。