*現在、プレミアムはケアとハンドの二種類があります。
一本歯下駄GETTAシリーズのニューフェイスとして今般ARUCUTOより一本歯下駄GETTAプレミアムが登場。
GETTAは台と歯が別々の部分で構成されていたが、GETTAプレミアムは一枚の木から作られたモノコック構造。歯が折れたり抜けたりすることもない。
足に当たる部分はすべて角を削って柔らかなカーブがあるので履いた時にソフトな感触が得られる。こういった工作でより高級感を演出しているのだ。
鼻緒はGETTAと同じノーマルの黒。2センチ径。
GETTAの鼻緒の前坪は中央になかったが、GETTAプレミアムは左右対称のつくりなのでどちらを右に履いても左に履いてもいい。
地面に接地する歯の部分は10.5×2センチ。ソフトゴムがついているが、室内履きにしておくのが理想。それでも外で履いて歩きたいという方は保護用のゴムを歯と前坪周辺裏側に付ける必要があるだろう(写真下はカスタマイズの一例)。
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高さは4.5センチ(ゴムを除く)。縦×横は10.5×10.5センチ。
特徴としては、ノーマルのGETTAよりも足半(あしなか)的な履物。
ARUCUTOのサイトでの紹介文では、「足半(あしなか)のように足指部分がなく、足指部分に遊びがあるつくり」となっている。
足指とは趾と書くのだが、シューズを履いているだけでは使うことのない部分かもしれない。
シューズは足全体を包み込むため、足のパーツを別々に動かすことはできない。
これがシューズの欠陥でもあり欠点でもある。
長時間シューズを履いていて立ち仕事をしている人なら、シューズを脱いだ時のあの格別な解放感がわかるであろう。
裸足や鼻緒のある履物を履いてこそ趾(あしゆび)はその機能を発揮する。
その昔、足の指の一本一本は、手の指と同じように自由自在に動かせるものであったはず。
趾の機能が退化してしまっているのが現代人…そんな現実を感じている。
趾でグーチョキパーができたり、猿のように自由に物を掴んだりすることもできるのが本来の機能。
武道はじめ瞬間の動きをつかさどるのはまさに趾。筋肉だけを鍛えていても瞬発力を付けるためには趾を侮っていてはいけない。
本来なら、子供の内に木登りをしたり、裸足で土や砂浜、芝生の上を走り回るのが最も自然なはずなのに、そんなことをする子供はあまり見かけなくなった。こういったことが実は人間をじわじわと退化させているのだろう。
シューズだけで生活していてはわからないこの趾の自由な動きを身につけるGETTAプレミアム。
100メートルなど短距離走のスタートダッシュ、テニスやサッカー、バスケットボールなど一瞬の速さを求められるスポーツのトレーニングに最適というのもうなずける。
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*販売・試し履き・購入は大阪富田林にあるぴんぽん地球ス(テラス)内PEACE RUNセレクトショップで
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