大阪府交野市で一本歯下駄イベントに参加してきた。
今回の記事は、そのイベントを振り返って気づいたことをまとめてみたい。
このイベントは一本歯下駄クラブのメンバーでお友達の女性二人(姉妹)の企画で開催。
当初は桜のお花見の時期に開催予定のイベントだったが、その約8ヶ月後にようやく開催された。
コロナ禍でなかなかイベントが開催できなかった今年、本当に久々(およそ10ヶ月ぶり)のイベント開催。
「一本歯下駄クラブ交野ケ原支部天狗の集い」というイベント。
これまで開催してきた一本歯下駄フェスタ(一本歯下駄体験+一本歯下駄仲間との交流)と一本歯下駄ハイク(登山)をミックスしたようなコンテンツ。
11月9日月曜日午前10時、京阪私市(きさいち)駅前に集合。
天野川のそばにある水辺プラザまで歩き、そこで一本歯下駄体験会。
初めて一本歯下駄を体験する方々のためのオープンな集まり。
大人も子供もみんな一本歯下駄を履いて笑顔になる場面。
臨月の妊婦の女性が一人参加されていた。
かなり大きなお腹を抱えて、万が一転んだら…と思ったのだが、旦那様もそばにおられて、
「つい最近山にも一緒に登ってます」と言われる。
安全面も考えて高さ4センチのGETTAを勧めたが、結局持参した中で一番高さのある15センチの一本歯下駄まで一通り履かれた様子。
このイベントの数日後に、彼女から一本歯下駄クラブに感想のコメントを頂いたので紹介しておこう。
「体験イベント参加してきました!
最近は荷重が後方になりがちで足や尻がケアしても痛く、一本歯下駄履くと荷重がかかる場所が変わり痛みがスッとひきました。しばらく履かせてもらい靴に履き替えると、全然違います!足首の可動や足指の使い方が普段使ってないところが動いて浮腫(むくみ)もスッキリするし、何より膝下がとても軽かったです。
子ども用から取り扱っているそうで、色々な一本歯下駄があって良い経験できました」
心身が不調を訴える原因はいろいろあるのだろうけれど、やはりどこか不自然なことが原因であることが多い。
普段の姿勢の歪みであったり、普段の生活習慣のよくないことの積み重ねでもあったり…。
何よりも罪悪感や嫌悪感を持ってやっていることが必ずマイナスをもたらし、それが人をネガティヴな状態に引っ張るということなのだと思う。
一本歯下駄を履くことでココロとカラダが整う。
これは、不安定な状態を自ら正そうとする自然な動きがマイナスをプラスに変えるということ。
グラグラ感(振動)にはマッサージ効果があり、筋肉や関節をプルプル震わせることで全身の疲れをほぐしてもくれるようだ。長時間立ち仕事やデスクワークをする人はもちろんのこと、マラソンを走った後や山に登った後の疲労回復にも一本歯下駄が役立つ訳でもある。
この体験会の後、私市駅からほしだ園地まで10名が一本歯下駄でハイク。
大半が地道で、石ころや岩、木の切り株や木段(木の階段)など凸凹も多数あり転倒者も続出(恥ずかしながら私も油断して下山路で砂地に転倒)。
手すりのない斜面や階段も多く、ある意味危険を伴うので、7名が途中でシューズや草鞋(わらじ)などに自主的に履き替えたが、最後まで一本歯下駄で歩き切ったのは2名。実際、一本歯下駄ハイクというよりは一本歯下駄登山と言うべきルートだった(笑)。
午後3時すぎ、私市駅まで戻ってきて、2組の親子が一本歯下駄体験のためにわざわざ出向いてくれていた。
折しも、地元の小学生たちの下校時間と重なり、通りすがりの子供たちにも一本歯下駄を履かせてあげたら大喜び。よほど嬉しくて楽しかったのか、GETTAを履いたまま脱ごうとしない子供も…(笑)。
普段あまり話すことのない人には一本歯下駄を履かせてあげるといい。一本歯下駄がきっかけとなってそこからコミュニケーションが広がるからだ。
親子や夫婦、家族間でもそう。家庭に一本歯下駄が1ペアあるだけできっと何かが変わる。
一本歯下駄があるところに人は集まり、そこには必ず笑顔があふれる。
本日のテーマ「一本歯下駄は人と地域(コミュニティ)を活性化する」。
個人レベルで、一本歯下駄は人の細胞にプラスに働きかけてくれるだろうし、集団(地域・コミュニティ)レベルでは、人と人をつなぎ、さらにはそのつながりを深めてくれるはず。
言い換えるなら、個人の心身の健康にもプラスとなるし、人々の人間関係も円滑にしてくれるし、ひいては世界の平和にも必ず益をもたらすということだ。
ある地域で、一度一本歯下駄のイベントを開催すれば、その地域で一本歯下駄を履いて歩く人が必ず増える。
そして、一本歯下駄を履いている人を見たまた別の人が一本歯下駄に興味関心を持ち始める。この人はきっと次のイベントに参加し、その次には仲間を連れてくるだろう。
そんなことの繰り返しで一本歯下駄の輪はどんどん広がっていく。
輪は和をもたらす。一本歯下駄の仲間が中心となってその地域は活性化する…。
一本歯下駄クラブのポリシー:「一本歯下駄で人々を笑顔に、世界を平和に」
かの宣教師フランシスコ・ザビエルが聖書を携えて日本にキリスト教を布教したように、アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦は一本歯下駄を携えて、日本国内はもとより世界中に一本歯下駄を広めていく。
*この日の動画
*イベントの詳細レポートはこちらでも
*ほしだ園地も素敵なところでした。詳しいガイドはこちら…
ほしだ園地の最寄駅である私市駅から、吊り橋「星のブランコ」へ行くまでの徒歩ルートを詳しく解説!
*一本歯下駄に関して、皆さんの疑問にお答えしたり、ご相談をお受けしたりしています。コメントやメッセージでお願い致します。
*YouTube動画リスト:一本歯下駄〜One-Tooth Geta
*一本歯下駄の購入はこちらで…
*ライター:株式会社GETTA認定アンバサダー
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦
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