すべてはしなやかさ…筋肉や関節の強さよりもしなやかであることがランナーにとっては大切なのではないかと最近感じている。
若いランナーではなく、40代以上の中高年ランナーに関して言うならば、体力の衰えも当然ある訳だが、野生動物のようにしなやかさがあればまだ体の自由が効くような気もする。
アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦のトレーニングは若干変わっている。普通のランナーがやらないようなシチュエーションを使った効果的なトレーニングは飽きが来ない。
以下の2つはこまめにやってもらいたいもの。
以前にも紹介した足首のサスペンション効果を鍛える凸凹不整地ラン
皆さんの住んでいるエリアにも必ずある凸凹だらけで斜面になった場所…特に河川敷ならたいてい見つかるかもしれない。トレイルになかなか行けないランナーならこういう場所も使えるということだ。
故障しやすいランナーは足首や膝・腰を含む下肢の関節や筋肉が固くなっているのだろう。
できるだけいろんな角度からの刺激を与えることでふだん使われていない筋肉や関節が総動員されるはず。
そしてもう一つはバランス感覚を磨くための縁石ラン。
見ているだけなら簡単そうだが、経験したことのないランナーの大半は数歩進んだらたいてい左右のどちらかに落ちてしまうもの。車に気をつけて試してみて欲しい。
平均台の上であってもこれは同じ。足の幅より細い場所では難しいが、何もないフラットな路面を走っている感覚で、足元を見ず、安定を保って走る。
一本歯下駄でふだんトレーニングを継続していればこのあたりの動作は難なくできるだろう。
ただ走るだけではなく、いろんなシチュエーションを見つけ出して走ってみよう。
これまでの32年のランニング経験をベースにしたいろんなトレーニング法を紹介しています。
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