京都町屋 課題解決ワークブック
社会課題を自分事として捉え、やりたいこととクロスさせて提案プランを立案する3ヶ月プログラム
このプログラムについて
京都町屋の課題を学びながら、「社会課題」と「自分のやりたいこと」をクロスさせて、実現可能な提案プランを作り上げます。最終日には、あなただけのオリジナルプランをプレゼンテーション!
3ヶ月の学びの流れ
京都町屋の現状と課題を知り、「なぜこの問題が大切なのか」を自分なりに考えます。
- 町屋の歴史と文化を学ぶ
- 現在の課題を理解する
- 自分が気になる課題を見つける
自分の興味・スキル・やりたいことを整理し、社会課題とどう繋がるかを探ります。
- 自分の興味を棚卸し
- できること・学びたいことを整理
- 将来やりたいことを考える
社会課題と自分のやりたいことをクロスさせて、アイデアを生み出します。
- クロスマッチング分析
- 複数のアイデア発想
- 実現可能性の検討
選んだアイデアを具体的なプランに落とし込み、ブラッシュアップします。
- プラン詳細化
- 実行ステップ設計
- プレゼン資料作成
最終プレゼンテーション!あなたの提案を堂々と発表しましょう。
- 最終リハーサル
- プレゼンテーション実施
- フィードバック受け取り
課題共感シート
京都町屋の課題を「自分事」として感じてみよう
京都町屋が直面している課題の中から、あなたが「これは解決したい!」「これは見過ごせない!」と感じる課題を見つけ、なぜそう感じるのかを深堀りします。
「自分の育った街」「好きな場所」「大切にしたい価値観」などと結びつけて考えてみると、課題が自分事になりやすくなります。また、「もし自分が町屋の所有者だったら」「もし自分が京都に住んでいたら」と想像してみるのも効果的です。
自分の棚卸しシート
あなたの興味・スキル・やりたいことを整理しよう
自分が何に興味があり、何ができて、将来どんなことをやりたいのかを明確にします。これが社会課題とクロスする「あなただけの強み」になります。
完璧なスキルである必要はありません。「今はできないけど学びたいこと」も立派な強みです。また、「人と話すのが好き」「調べることが得意」といった、一見地味に見えることも、課題解決には重要なスキルになります。
クロスマッチングシート
社会課題 × 自分のやりたいこと = 提案のタネ
ワークシート1で見つけた「解決したい課題」と、ワークシート2で整理した「自分のやりたいこと・できること」を掛け合わせて、あなただけのアイデアを生み出します。
ワークシート1から転記
- 例:相続者不在で町屋が取り壊される
- 例:若い人が町屋の価値を知らない
- 例:維持費が高くて持続困難
- ここにあなたの課題を記入
- ここにあなたの課題を記入
ワークシート2から転記
- 例:動画制作・SNS発信が得意
- 例:イベント企画が好き
- 例:古いものをリノベしたい
- ここにあなたの興味・スキルを記入
- ここにあなたの興味・スキルを記入
マッチング結果:生まれたアイデア
左と右を組み合わせて、思いつくアイデアを書き出してみましょう
最初は「できそうもない」「お金がかかりそう」といったことは気にせず、自由に発想してください。「こんなのどうだろう?」という軽い気持ちで、できるだけたくさん書き出すことが大切です。質より量を意識しましょう!
プラン選定シート
複数のアイデアから、最高の1つを選ぼう
ワークシート3で生まれた複数のアイデアを評価し、実現可能性とインパクトのバランスを考えて、最終的に提案するプランを1つ選びます。
インパクト:
ワクワク度:
インパクト:
ワクワク度:
インパクト:
ワクワク度:
完璧なプランである必要はありません。「実現可能性が高い」「社会的インパクトが大きい」「自分がワクワクする」のバランスを見て、総合的に判断しましょう。迷ったときは「自分が一番やりたいもの」を選んでください!
最終プラン提案シート
プレゼンテーションの核となる1枚完結シート
選んだプランを具体的に肉付けして、誰が見ても「これはいいね!」「やってみたい!」と思える提案にします。このシートがそのままプレゼンの台本になります。
プラン完成チェックリスト
- 課題が明確で、なぜ重要かが説明できる
- プランの内容が具体的で、イメージしやすい
- 誰のためのプランか、ターゲットが明確
- 実現するための手順が整理されている
- 期待される効果が具体的に書かれている
- 自分の強みや興味が活かされている
- 他の人にワクワク感が伝わる内容になっている
プレゼン準備シート
最終日の発表に向けて、構成を整えよう
ワークシート5で完成させたプランを、魅力的なプレゼンテーションにするための構成を考えます。5分から7分程度で発表できる内容に整理しましょう。
プレゼン構成(推奨)
プレゼン準備チェックリスト
- 時間配分を考えて、各パートの内容を調整した
- スライドや資料(必要な場合)を準備した
- 専門用語を使わず、誰にでも分かる言葉で説明できる
- 声に出して練習し、時間を計測した
- 質問されそうなポイントを予想し、答えを準備した
- 情熱と自信を持って話せる準備ができた
完璧である必要はありません。あなたの想いと情熱が伝われば、それが最高のプレゼンです。緊張したら、「自分がこのプランにワクワクしている理由」を思い出してください。あなたの熱意は必ず聞いている人に届きます!
3ヶ月の学びを終えて
お疲れ様でした!このワークブックを通じて、あなたは社会課題を「自分事」として捉え、自分のやりたいこととクロスさせて、実現可能な提案プランを作り上げました。
プレゼンテーションは、このプログラムのゴールではなく、スタートです。あなたが考えたプランは、実際に行動に移すことができます。小さな一歩からでも構いません。できることから始めてみましょう。
京都町屋の未来は、あなたのような若い世代の行動にかかっています。このワークブックで得た「課題を自分事として捉え、行動につなげる力」は、これからのあなたの人生で、必ず役に立つはずです。