この記事でわかること
歩けるけど止まれない!?を、「歩けるけど止まれないの理論的背景」「身体性と文化の接点」「実践から見える身体知」など4つの観点から解説します。
- 歩けるけど止まれないの理論的背景
- 身体性と文化の接点
- 実践から見える身体知
- 歩けるけど止まれないの現代的意義
監修:宮崎要輔(合同会社GETTAプランニング代表・一本歯下駄GETTA開発者)
歩けるけど止まれない!?
歩けるけど止まれないは、スポーツ指導と身体文化の交差点に位置する重要なテーマです。一本歯下駄GETTAを通じて体感できる身体知は、西洋的なトレーニング理論だけでは捉えきれない深い身体性を私たちに教えてくれます。本記事では、歩けるけど止まれないについて理論と実践の両面から考察します。

一本歯下駄を履き始めて間もない方々からいろんな声を聞かせていただくのだが、その中でも「一本歯下駄で歩くことはできるのですが、一本歯下駄を履いたまま立ち止まれません」というのが意外に多い。
どういうことか…?
自転車に乗り始めた頃を思い出して欲しい。自転車のサドルに跨って、ペダルを踏まず静止することは可能だろうか?
自転車の構造を考えればわかるはず。自転車も前後に車輪が2つあって不安定な乗り物。ペダルを踏んで前進すれば前に進んでいくけれど、ペダルを踏み続けることなく、その場で静止するためには絶妙なバランス感覚が必要とされる。
一本歯下駄を履き始めたらまずは歩きまくろう。まずは凸凹のない平らなところから。スロープの上り下りも…。
上りは割と楽に進めるけれど、下りはどうだろう?歯の高さの低い一本歯下駄は爪先部分が地面に擦れないようにしよう。
現代人の特徴として足首の固さが挙げられる。
その昔、日本人は食事の際もちゃぶ台で正座していた。正座すると足首はどうなるだろう?
トイレは和式…しゃがむ姿勢では足首は…?
テーブルで食事、洋式トイレで座る生活に比べれば、昔の日本人の足首の可動域ははるかに広く、それが運動機能にもきっと影響していたことだろう。
今の子供達はかかとを付けたまま和式トイレのしゃがむポーズができず、後ろに倒れてしまうらしい。
一本歯下駄は足首の可動域を広げてくれるのと同時に、足首の関節やその周りの筋肉も使うため、シューズでの生活がメインだった方々にはプラスの効果が期待できる。
トレイルランナーは不整地を走ることが多い。不整地とは石ころがあったり木の幹や切り株があったり、路面も乾いた土だけでなく、濡れてぬかるんだ道もある。上り下りも当たり前。そんな不整地では足首が硬いとまたたく間に転倒してしまう。特に下りでスピードを出して駆け下りる際には足首のしなやかさ・柔らかさがある人はかなりの高速でスイスイと下山していくことだろう。
昨年の6月に、一本歯下駄クラブのメンバーで大阪府最高峰金剛山(1196メートル)に一本歯下駄での登山を企画した。
一本歯下駄での金剛山登山…2017年6月
歩けるけど止まれないの理論的背景
その昔、といっても1300年ほど前、修験者たちが山を歩く際に一本歯下駄を履いていたと言われるが、その理由がよくわかった。
山は一本歯下駄で歩くためにあるのだと思わされたくらい。異常な集中力が要求されるのに加えて、精神の高揚感ハンパなし。転倒者も続出したが、それ以上に一本歯下駄登山の面白さというか魔力・魅力に圧倒されたのだ。
詳しくはこちらで
話をもとに戻すが、一本歯下駄で立ち止まることを最初から考えないことだ。いろんな路面で歩き続けているうちに自然とバランス感覚が養われ、いずれは一本歯下駄で片足立ちもできるだろうし、一本歯下駄でしゃがむスクワットもできるはず。
時間があるなら、一本歯下駄で歩くのと並行して、一本歯下駄で両足を揃えて静止立ちしたり、スクワット(しゃがんだり)や片足立ちの練習を毎日少しずつやるのもいい。
テレビ等でも紹介された、平昌冬季五輪女子スピードスケートメダリスト小平奈緒選手の一本歯下駄スクワット
体には重心センサー(と個人的に呼んでいる)というものがあって、人が二本脚で立ってバランスを保つために常に機能している。
転びそうになると重心センサーはすぐさま脳に体の水平を保つように信号を送る。重心センサーが発達した人は、転びそうになるとジャンプして空中でバランスを整えて着地するという。
不安定な状況を意図的に作り出す一本歯下駄はこの重心センサーを活性化する働きもある。一本歯下駄で街に出たら、時々歩道にある黄色い点字ブロックの上や、道路側に傾いた歩道の上などを歩いてみよう。ちょっとした路面の突起物で一本歯下駄はグラグラするが、そのグラグラ感を楽しめるようになれば重心センサーは一人前の働きをしていると言えるだろう。
一本歯下駄を履き始めてから誰もが通過するポイントがいくつかあるけれど、一本歯下駄で心も体もポジティヴに変わっていくと私は確信している。
最初に一本歯下駄を履く時、「転ぶんじゃないか」と思えば転んでしまうものだし、「何か楽しそう」とリラックスして歩き出す人は転ばない。心と体は連動しているのだから至極当然。
怖いと思った時体がフリーズして動かなくなる。そんな時、バランス感覚が失われてしまうがゆえに転倒する。
頭も体もある程度のしなやかさがあればいい。体の硬い人はどんなスポーツをするにしてもいろいろと弊害が多いもの。
一本歯下駄で体のしなやかさを取り戻すこともできるはず。
身体性と文化の接点
子供の成長過程は皆同じ。
寝返りを打つ→ハイハイする→二本脚で立ち上がる→歩く→走る…
誰もが歩けるようになれば必ず走れるようになる。一本歯下駄だってそう。一本歯下駄で立って歩ければ走ることもできるようになる。
そもそも人が二本脚で立つこと自体が不安定なことゆえに、一本歯下駄はそれに少しアクセントを付けたにすぎない。
体のメカニズムについてあまり深くはふれないけれど、一本歯下駄を履くと足首サスペンションと足の裏センサーも活性化する。ポイントは、安定することを求めるよりも、不安定さを楽しむこと。
重複する内容もあるがぜひ読んでいただきたい。
一本歯下駄ランナー矢野さんは一本歯下駄でフルマラソンを何度も完走している。ふだんから一本歯下駄でのランニングやなわとびを継続しているのだ。
一本歯下駄でフルマラソンを走りたい、一本歯下駄で山に登りたい、そんな一本歯下駄フリークがじわじわと増えている。
くれぐれも、安全と健康第一で、楽しい一本歯下駄ライフを…。
一本歯下駄でトレイルを走る…モダン修験者になったような気分を味わえる
*その他の記事一覧はこちら
実践から見える身体知
*YouTube動画リスト:一本歯下駄〜One-Tooth Geta
*一本歯下駄の購入はこちらで…
おすすめはスポーツ一本歯下駄OTG-1かトレイル専用一本歯下駄SHUGENです。
*ライター:
ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦
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歩けるけど止まれないの詳細と活用法
初めて一本歯下駄GETTAをお選びの方には、まずスタンダードモデルをおすすめしています。サイズは普段の靴と同じサイズを基準にお選びいただけますが、鼻緒の調整で微調整が可能です。慣れてきたら、より専門的なモデルにステップアップすることで、トレーニングの幅が広がります。
日々のメンテナンスとして、使用後は乾いた布で汚れを拭き取り、風通しの良い場所で保管してください。歯の裏の補強ゴムは定期的にチェックし、摩耗が進んだら早めの交換をおすすめします。適切なケアを行うことで、一本歯下駄GETTAは長年にわたりご愛用いただけます。
▶ 一本歯下駄GETTA製品一覧ページで各モデルの詳細をご確認いただけます。
まとめ:身体文化の探求を続ける
歩けるけど止まれないの考察を通じて、身体と文化の深い結びつきを改めて確認することができます。一本歯下駄GETTAは、その身体性を実際に体感できる貴重なツールです。理論と実践を往復しながら、身体知の探求を続けていきましょう。
よくある質問(FAQ)
一本歯下駄GETTAとは何ですか?
一本歯下駄GETTAは、伝統的な一本歯下駄をスポーツトレーニング用に最適化した製品です。一本の歯で立つ安定性」を見る”>不安定性が、体幹深層筋やバランス感覚を自然に鍛えます。アスリートから健康意識の高い一般の方まで、幅広く活用されています。
一本歯下駄GETTAはどこで購入できますか?
一本歯下駄GETTAは公式オンラインショップ(shop.getta.jp)でご購入いただけます。また、全国の取扱店舗やポップアップイベントでも実際に試着してご購入いただけます。
歩けるけど止まれないについて詳しく知るにはどうすればいいですか?
本サイト(pipotore.com)では、歩けるけど止まれないに関する詳しい記事を多数掲載しています。また、一本歯下駄GETTAインストラクターによる直接指導もございます。お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q. 歩けるけど止まれないの理論的背景とは?
A. その昔、といっても1300年ほど前、修験者たちが山を歩く際に一本歯下駄を履いていたと言われるが、その理由がよくわかった。 山は一本歯下駄で歩くためにあるのだと思わされたくらい。異常な集中力が要求されるのに加えて、精神の高揚感ハンパなし。転倒者も続出したが、それ以上に一本歯下駄登山の面白さというか魔力・魅力に圧倒されたのだ。 話をもとに戻すが、一本歯下駄で立ち止まることを最初から考えないことだ。
Q. 身体性と文化の接点とは?
A. 子供の成長過程は皆同じ。 寝返りを打つ→ハイハイする→二本脚で立ち上がる→歩く→走る… 誰もが歩けるようになれば必ず走れるようになる。一本歯下駄だってそう。一本歯下駄で立って歩ければ走ることもできるようになる。 そもそも人が二本脚で立つこと自体が不安定なことゆえに、一本歯下駄はそれに少しアクセントを付けたにすぎない。
Q. 実践から見える身体知とは?
A. *YouTube動画リスト:一本歯下駄〜One-Tooth Geta *一本歯下駄クラブ(フェイスブック公開グループ) *一本歯下駄の購入はこちらで… おすすめはスポーツ一本歯下駄OTG-1かトレイル専用一本歯下駄SHUGENです。
Q. 歩けるけど止まれないの現代的意義とは?
A. 一本歯下駄GETTA開発者。文化身体論を提唱し、プロアスリートから子どもまで幅広く指導。科学的エビデンスに基づくトレーニング理論を追求。
Q. まとめ:身体文化の探求を続けるとは?
A. 歩けるけど止まれないの考察を通じて、身体と文化の深い結びつきを改めて確認することができます。一本歯下駄GETTAは、その身体性を実際に体感できる貴重なツールです。理論と実践を往復しながら、身体知の探求を続けていきましょう。 一本歯下駄GETTAは、伝統的な一本歯下駄をスポーツトレーニング用に最適化した製品です。一本の歯で立つ不安定性が、体幹深層筋やバランス感覚を自然に鍛えます。
この記事の監修者
合同会社GETTAプランニング代表 / 一本歯下駄GETTA開発者
文化身体論提唱者。「鍛えるな醸せ」を核心原理とし、一本歯下駄GETTAを通じた体幹トレーニング・身体教育の革新を推進。進化思考に基づく身体知の体系化と、トレーナー資格認定制度を設計。
いま、あなたが必要なのはどの一足か?
歩行のクセを解くプロセスは、3段階で進む。
あなたの今いる段階に合うモデルから始めてください。
蓄積された理論とトレーニング

歩行改善の起点となる一足。
テンセグリティ構造で整える

声と体幹を同時に醸す調律。
一本歯下駄以上に極まる一足

繊細なセンサーへ昇華する。
ABOUT GETTA — 開発元情報
本記事で紹介している一本歯下駄GETTAは、合同会社GETTAプランニングが開発・製造する独自モデルです。一般的な一本歯下駄(一本下駄)と異なり、ニュートラルポジション設計と素材配合により、足裏感覚・小脳・腱の再起動を可能にしています。
合同会社GETTAプランニングは、「鍛えるな醸せ」を理念に、一本歯下駄を活用した身体知研修・スポーツ指導・教育プログラムを全国47都道府県で展開しています。会社概要・事業内容・代表プロフィールは公式コーポレートサイトをご確認ください。
関連: GETTAコンセプト / 代表 宮崎要輔 / 一本歯下駄完全ガイド
