高繁勝彦ブログ

一本歯下駄拾活テクニック編

地元富田林を拾活…わが町が少しだけ綺麗になりました…

過去に書いた記事…

「一本歯下駄と拾活」

「一本歯下駄で拾活」

にも書いた内容と重複しないように、今回は一本歯下駄が拾活ととても相性がいいというお話…。

拾活とはゴミを拾うこと。歩きながら、走りながら、ゴミを拾う訳だが、履物は何でも構わない。裸足、ワラーチ等のサンダル、一本歯下駄…当然ながら普通の方々はシューズを履く。

今回は、一本歯下駄を履いて拾活するというのがテーマ。

既に一本歯下駄を履いている方々ならわかるであろうが、一本歯下駄を履いて静止するというのは簡単なことではない。

ゴミを拾う際には静止する。当然ながら安定が悪くなる。つまり、ゴミを拾いながらバランス感覚を養い、バランス感覚を磨くことになる。

さて、順番に説明していこう…

1)道具…

レジ袋がまず必要。次に軍手…素手では拾えない汚いものもある。さらにはトング(深く屈まずにゴミが拾える)。トングも100均で売られている小さめのものなら携帯も楽ちん。

2)何をどう拾うか?

こまめに拾活をしていくとわかるけれど、ゴミにもいろんなものがあって、小さいところではたばこの吸い殻から大きいものだと雨傘とか…。

私自身がおすすめするのは、その日拾うものをある程度しぼっておくということ。たとえば、今日ごみゼロの日に私が拾ったものは…吸い殻と紙ゴミ、いわゆる燃えるゴミ。

拾活を始めた頃、いろんなものを拾ってきて、後から分別しないといけないことに気づきえらい目にあったことがある。かさばるものをレジ袋に入れるとすぐに袋がいっぱいになるのである。ペットボトルや空き缶は潰してから、できるだけ同じ種類のものを集めるようにした方がいい。

吸い殻は街なかでは無限に落ちている。だから、拾い出すと前に進めない。同じ箇所に同じ銘柄のタバコの吸殻が落ちていたりするとこれは確信犯の仕業かと思わされてしまう。

吸い殻を拾う時には火が消えていることを確認。念の為に持ち帰ってから吸い殻全部に水をかけておくと安心。

タバコを吸う人全員が吸い殻をポイ捨てする訳ではないのだろうけれど、個人の體(からだ)にも環境にもよくないタバコを吸う人たちがタバコをやめる代わりに拾活してくれるとありがたい。私自身20代の前半に喫煙家だったけれど今はもちろんタバコは吸っていない。

3)集めたゴミは?…

お住いの自治体の役場や役所(環境衛生課など)でゴミ関係の部署を訪ねてみよう。場合によってはボランティア用のゴミ袋を無償で提供してくれる場合もある。加えて、ゴミを処理してくれるところも紹介してくれるかも知れない。

最寄りのコンビニの店長さんと仲良くなって拾活の話をしたらゴミを引き取ってくれることもある。コンビニ周辺の拾活も定期的にやってあげたら持ちつ持たれつでいい関係が生まれる。

最近は、ゴミ箱を置かないコンビニもあるし、以前、大阪でもゴミ箱が外にあったのが店内に引っ込められているところも多い。

4)一本歯下駄で拾活…

一本歯下駄を履いて止まる際に、必ず後ろをチェック…。ランナーや自転車がすごい勢いでやってきたらぶっ飛ばされる。事故が起きないように後方点検は必要。

歯の高さが低い(10センチ未満)一本歯下駄のつま先を地面につけて止まらないようにしよう。常に歯だけで立って静止。その際、両足を揃えて止まれるのが理想だが、無理なら左右どちらかの足を前に出して「休め」の姿勢だと止まりやすい。

一本歯下駄でしゃがむ…これが実は一番難しい。拾活をやるたびにトレーニングだと思って一本歯下駄スクワットをやってみよう。

5)安全と健康第一で…

一本歯下駄で歩く際に路面の凸凹で転倒事故が起こらないように。ゴミに気を取られて小石に躓くとかいうこともしばしばあり得る。慣れない内はまず路面をしっかりと確認してからゴミを拾うようにしたい。

場合によってはスプレー缶等危険物や劇薬の入った容器なども落ちていることがある。工場付近やそういった場所で拾活する時はご注意を。正直者で完璧主義者の方なら「落ちているすべてのゴミを拾うのだ…」という正義感に満ちあふれた方もいるだろう。だが、何でもかんでも拾わないといけないということはない。

私自身、吸い殻を拾ってて、時々スルーすることもあるし、拾いたくないものは見なかったことにしている。

何はともあれ拾活も楽しんでやるのが一番…

“THE SWEEPERS”(環境的美化集団:フェイスブック公開グループ)

一本歯下駄クラブ(フェイスブック公開グループ)

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一本歯下駄健康サロン

高繁 勝彦

高繁 勝彦

走る旅人:「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラブ評議員)、ALTRA JAPANアンバサダー、 YAMANOVAコーヒーアンバサダー、ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、エコマラソンアンバサダー、旅人、詩人・アーティスト、クリエイター、ナチュラリスト…。ふるさと富田林応援団アンバサダー、元高校教師(英語)。   大阪府松原市生まれで、現在、大阪府富田林市に在住。 妻はミュージシャンでかつてぴよぴよ名義で「らんま1/2」エンディングテーマ「虹と太陽の丘」を歌っていた。 楽天ブログ時代(2006.4.2)からノンストップブログ更新中。公式サイト 「PEACE RUN 世界五大陸4万キロランニングの旅」と“KAY’S WORLD”もよろしくお願いします。 プロフィール詳細はこちら。 https://kaytaka.wixsite.com/kays-world/about 二度の日本縦断(「PEACE RUN 2010日本縦断3,443kmランニングの旅、「PEACE RUN2012 日本縦断ランニングの旅 PART2」で実質の日本一周ランニング6,925kmの旅を完結。 2011年はPEACE RUN 2011アメリカ横断5,285kmランニングの旅を138日で完了。 2013年9月から163日で「PEACE RUN2013オーストラリア横断ランニングの旅」5,205kmを走破。 2014年11月から2015年2月、83日でPEACE RUN2014ニュージーランド縦断ランニングの旅2,796.6kmを走破。 2016年7月〜11月、110日間で7カ国3,358.8キロ、「PEACE RUN2016ヨーロッパランニングの旅」を走破。 2017年9月〜10月、「PEACE RUN2017四国一周ランニングの旅」1000キロ走破。2018年5月「九州一周ランニングの旅」で約900キロ走破。 2019年6月「PEACE RUN2019ヨーロッパランニングの旅 PART2」に向けて準備中。  2011年3月14日、東日本大震災の3日後、「RUN×10(ラン・バイ・テン)運動」を発案・提唱、全国に展開させる。 2012年末、facebook上の公開グループ、平和的環境美化集団"THE SWEEPERS"を発足、活動を展開中。 2014年、一本歯下駄で世界平和をめざすfacebook上の公開グループ「一本歯下駄クラブ」を発足、活動を展開中。 講演・セミナー・取材などの問い合わせ・依頼をお待ちしております。

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