3年前の5月に大阪城公園で第一回の一本歯下駄フェスタを開催して以来、もう何度目の一本歯下駄フェスタになるのかわからないのですが、6月18日は大阪府堺市にある大仙公園で開催された千利休マラソンの会場で一本歯下駄フェスタを開催。
主にランナーの皆さんに一本歯下駄をアピールすることになったものの、ランナーの応援で来られていたご家族や関係者、あるいはたまたま散歩で来られていた地元の方々にも一本歯下駄を体験して頂く機会もありました。
老いも若きも、男性でも女性でも、誰が履いても笑顔になれる一本歯下駄。
一本歯下駄を履き始めてからかれこれ4年になります。一番最初に一本歯下駄を履いて歩いたあの時から、基本的な思いは何ら変わらないまま今日までやってきました。
今は、一本歯下駄の楽しさ・面白さをできるだけ多くの人に体験してもらうことが私たち一本歯下駄クラブのミッションという思いで、一本歯下駄関連のイベントにも(公私を問わず)関わるようになりました。
思うに、一本歯下駄は英語みたいなもの。
英語を話せれば、英語を話す誰とでも対等の関係になれる。英語圏に行けば誰とでも友だちになることができる。言うまでもなく英語は世界共通の言語。英語を話さない・英語を理解しない人たちもこの地球上には多数いるけれど、英語を話すことで世界が身近になるという点では最強のコミュニケーションツールということになるのでしょう。
一本歯下駄だって、単なる日本古来からの履物にすぎないのかもしれないけれど、一本歯下駄を履けば言葉はいらない。履いた人が浮かべる笑顔=スマイルがすべてを物語る。
恐らく地球上のどんなところであっても、一本歯下駄を履けばみんな友だちになれる。言葉を介することなしに国境を超えた友好関係が生まれてくるはず。
一本歯下駄クラブのコアなメンバーは一本歯下駄イベントを開催するたびに必ず参加していただいていますが、きっと同じ思いで一本歯下駄に関わってくれているのだろうと察しています。
一本歯下駄クラブにはランナーの方々が実際に多く、トレーニングツールの一つとして一本歯下駄をとらえておらえる方々が中心かもしれません。それはそれでいいのでしょう。
歩きはするけれど走らない、運動は全く苦手、スポーツ経験がまったくない、そんな方々も少なくはないと思います。むしろそういった方々が健康のために、気軽かつ手軽に取り組めるのが一本歯下駄なのかもしれません。
誰もが平等な立場で、一本歯下駄というフットウェアが「絆」となってメンバーのつながりが広がっていく、それこそが一本歯下駄クラブの向かう先にあるものだと思っています。
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