人はなぜ転ぶのか?〜その2

一本歯下駄を履くようになってから気づいたことがある。それは、

趾(あしゆび)を意識して歩くということ。

趾というのは足の指の付け根。つま先ではない。

シューズを履いていたらあまり意識しない部分だが、裸足や底の薄いシューズやサンダル、鼻緒のある履物で歩くと意識できる部分。

靴を脱いでジャンプする時に一番意識しやすくなる。

正確に言えば、趾と足の一番幅広い部分が使われると一番安定する。

シューズであろうとその他の履物であろうと、歩く時は常にその意識を持っておけばいい。

私が一本歯下駄を履き始めた頃の話であるが…

電車の中でシューズを履いて、つり革をつかまずに立って趾に意識をおいたまま揺れに身を任せるということをやっていた。

転びそうになればつり革をつかみ、足首・膝・腰と体全体で揺れを吸収するといったトレーニングだ。

これをこまめにやるようにするとバランス感覚は絶妙に良くなる。

転ぶ寸前にジャンプして態勢を整えるというのもこのトレーニングによるものが大きい。

不整地を一本歯下駄で歩くことももちろんいい。

一本歯下駄で毎日やっておきたいのは…

1)一本歯下駄で両足を揃えて静止

2)一本歯下駄で片足立ち

3)一本歯下駄でスクワット(小平奈緒のポーズ)

自分自身のバランスレベルをチェックするのにバランスクッションがあるといい。

片足でバランスクッションの上にどれだけの時間立てるか試してみよう。

そのうち、フラミンゴのポーズも楽にできるし、バランスクッションの上でフラミンゴのポーズもできるはず。

究極は、一本歯下駄のままバランスクッション上でフラミンゴのポーズ…(笑)

重心は結局の所どこにも行かない。

重心に対する意識が途切れることで転倒する…これが真実ではないかと思う。

いつも心の中で、重きを置く部分…すなわち、何を考えていても、体の中心があるところに意識を置いておきたい。

それは不動心や平常心にもきっとつながっていて、いざ非常時であっても、咄嗟にどう動くべきなのかを体が教えてくれるようになるだろう。

一本歯下駄クラブ(フェイスブック公開グループ)

高繁 勝彦

走る旅人:「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー、サイクリスト(JACC=日本アドベンチャーサイクリストクラ...

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