夏がやってきた。日中の暑さが35度を超える日も多くなる。
こんな時期は素足でもちろん一本歯下駄を履くのだけれど、時間がある限りシューズやソックスからは遠ざかっていたい。
前にも書いた「足の裏センサー」というのはシューズやソックスを履いているとそれだけで衰えてしまうもの。
足の裏センサーが敏感になれば、一本歯下駄の歯の裏に触れるものが石などの突起物であれ、路面の状況を目を閉じたままでも感じ取ることができるはず。
足の裏センサーが鈍っているといちいち路面の状況を目で追いながら移動するので余計に不安定さが増すことになる。
移動する方向だけを目で追い、足の裏は感じるままに感じるものを感じながら進んでいく。
時々、一本歯下駄を脱ぎ(裸足で)砂地や芝生の上を歩き走りして常にセンサーを活性化するのがいい。
ワラーチやマンサンダルなどソールの薄いサンダルを履くのも効果的。
シューズに慣れた足は地面を蹴る癖がついていて裸足やサンダルだと足を痛めてしまいがちなので注意が必要。着地時に踵から落ちるヒールストライカーは特に気をつけたい。
一本歯下駄で歩き走りをするにしても酷暑の日中は暑くて大変なので、朝の涼しい時間帯に土や砂があるところを選ぶようにしたい。
歯の裏にタイヤゴムを付けているのであれば、炎天下、アスファルトを歩くだけで瞬く間にゴムが摩耗する。
摩耗した状態では濡れた路面では危険。トレイルでも苔の生えたところでは滑ってしまう。タイヤのトレッド(模様)がすり減っていたら交換するタイミングである。
私の一本歯下駄はカブなどにつけるバイク用タイヤゴムを貼っている。摩耗レベルは自転車のタイヤゴムよりも数倍強い。
そんなこんなで朝のトレイルを一本歯下駄で早駆けするだけの動画をご覧あれ!
*YouTube動画リスト:一本歯下駄〜One-Tooth Geta
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*ライター:
株式会社GETTA認定アンバサダー
「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦
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