2020
06.05

一本歯下駄の歯を守る

高繁勝彦ブログ

歯の摩耗を防ぐ自転車タイヤゴムを付けた一本歯下駄

6月4日は虫歯予防デーだったが、あなたの一本歯下駄の歯は大丈夫だろうか?

自然のままの一本歯下駄でカランコロンという木でできた下駄そのものの音を楽しむのもなるほど風流でいい。昔はアスファルトの道が少なく、土の道なら下駄の歯の摩耗もそう激しくはなかったのかも知れない。

今の時代、一本歯下駄を街を歩けば土の道はほとんどない。歩き方にもよるけれど、木の歯が擦れる度合いは土の道に比べてはるかに激しくなるはず。

できるだけ、自分の下駄の歯を守るためには、一本歯下駄と地面の間に距離を置かねばならないということ…今で言うソーシャルディスタンス(笑)。

いろんなものを試してきた。ホームセンターで売られているゴムシートや、ビブラムシート、カナダシート、そして自転車のタイヤゴム…

単なる街歩きに使うのが主な目的で、一本歯下駄を履く頻度がそう高くなければどんなゴムでもいいのかも知れない。

オフロードを走ったり、頻繁に一本歯下駄を履いたりする方には自転車のタイヤゴムが最適であろう。

私自身、山を一本歯下駄で走ることもしばしばあるので、マウンテンバイク用のタイヤゴムを使っている(写真下)。

特に一本歯下駄で走るのであれば、歯の側面までを覆うようにして取り付けるとゴムと歯の間に土や砂利が入らなくて済む。

ボンドだけで止めるとやはり剥がれてしまうので釘も併用するのがいい。

ただ、G17などのボンドを使うと貼り替える際にはがすのに苦労する。

そういう訳で私は釘で止めるだけにしている。

釘もあまり本数を打つと歯が割れることにもなるので要注意。

上の写真では最小限側面と底面に各3本ずつ、計9本。長さ2.5センチの螺旋状の釘を使用。これで不安なら、歯の底面中央に3本、左右の端に2本ずつ打つと安心。

特に歯の厚みが3センチ未満の薄いものには長い釘は打たない方がいい。

側面に釘を打つ際、前後で同じ位置になると釘がぶつかって喧嘩するので1ミリでもずらすことをおすすめする。

言うまでもなく、木は植物である。乾燥すると収縮してひび割れることもある。

冬場に一本歯下駄の歯が抜けるということだって起こり得る。

タイヤゴムも消耗品であるため、ゴムのトレッド(模様)が消えかけたら交換時期。ツルツルになった状態で歩くと濡れた路面でスリップしかねない。

また、シューズの感覚で路面をこするような歩き方・走り方をするとまたたく間にゴムは減っていく。路面を点でとらえるように歩き・走りをするのが理想だ。

タイヤは曲面になっているので底面に釘を打たないと下の写真のようにタイヤと歯の間に隙間ができる。これがエアクッションのようになって、特にオフロードでは路面の凸凹でのグリップ力がアップする。

街なかを歩く時にはふわふわして気持ち悪いと感じることもあるがそれも慣れてしまえばどうということはない。

昔からある街の自転車屋さんに行くと、古い自転車タイヤが無料でもらえることもある。無料でなくても新品を買うよりは安い値段で分けてもらえるかも知れない。

こういったメンテナンスで、一本歯下駄の寿命は格段伸びる。私が街歩きメインで使っているものは購入してからもう5年以上たつが今なお問題なく使えている。

シューズだと恐らく500〜800キロ走ってアウトソールのゴムはダメになるだろうけれど、一本歯下駄はちょっとやそっとではボロボロにはならないもの。

愛着のある一本歯下駄、いつまでも永く履き続けたいものである。

 

*一本歯下駄専用タイヤゴムはこちら

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*ライター:

ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦

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