
スタート地点のきらめきファクトリー
2019年最初の一本歯下駄フェスタは大阪富田林の寺内町(じないまち)の初鍋めぐりというイベント会場内で開催。
寺内町は江戸時代からの町並みが残る静かな町…富田林市が最も力を入れている観光スポットだ。
2017年の初鍋めぐりが富田林で最初に開催された一本歯下駄フェスタ。
例によって一本歯下駄を履いたオジサンたち(40〜50代のメンバーが中心)が一本歯下駄をうろつき回る…傍から見れば何だか怪しげで奇妙な集団。フェイスブック上の公開グループ一本歯下駄クラブのメンバーである。現在1300人あまりのメンバーが在籍している。

寺内町発祥の地、興正寺別院前
それでも、いろんな方々に声をかけられ、時に写真を撮らせて欲しいと声をかけられたり、履かせて欲しいというリクエストがあったり(声に出さなくても履いてみたいと顔が物語っている)…。
一本歯下駄を履くだけでいろんな人とコミュニケーションが取れる。黙っていても声をかけられ質問攻めに遭う。
普通にシューズで歩いているだけではあり得ない現象が、一本歯下駄を履くだけで状況はガラッと変わる。
なぜか…?それは一本歯下駄が人と人をつなぐ魔法のコミュニケーションツールだから。
そして、一本歯下駄は履く人を笑顔にし、世界を平和な方向へと導く魔法のフットウェアだから。
今年もいろんなところで一本歯下駄フェスタはじめいろんな一本歯下駄イベントを開催していきたいと思う。
ぼたん鍋やぜんざい、粕汁など温かいものと一本歯下駄で体の内外を暖められる。
最後には本町公園で一本歯下駄体験コーナーを特設。

一本歯下駄体験コーナー
老若男女を問わずいろんな方々に一本歯下駄を履いてもらう。
一本歯下駄を見たことも聞いたこともないという方もおられる。
それでも、一本歯下駄にふれてみて、一本歯下駄を履いてみて感じたことそのものが正解。
最初は「転んだらどうしよう…」とか「歩けるかしら…?」とか不安や恐怖感に見舞われるものだけれど、ひとたび一本歯下駄を足にはめて一歩足を前に踏み出せば、瞬く間にその人は満面の笑みを浮かべる。
人々の笑顔が見たいから、こんなイベントをあちこちで開催しているといってもいい。
国内外で一本歯下駄を履いていろんな道を歩いてきた。いろんな人と出会ってきた。
これからも一本歯下駄でいろんな町を訪ね、いろんな人とつながっていく。
繰り返そう…一本歯下駄は人々を笑顔にし、世界を平和な方向へと導く魔法のフットウェアなのだ。
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