AS.ラランジャ短期フットボールスクールでした。
今回の一本歯下駄フィジカルトレーニングのテーマは判断力、対応力の養成です。
先日、ヨーロッパプロチームの練習に参加してきた教え子のAくんがチームの監督に貰ったアドバイスは「ヨーロッパのプロ選手と比べても日本人は足もとの技術含めてパスの成功率と技術は高いが、ボールを受けてからの動き、判断のスピードが遅い。パスの成功率なんてヨーロッパの方が低いがこのスピードが総合力で大きな差を生んでいる。判断、次の動きのスピードをあげなさい。」
一本歯下駄GETTA歴18ヶ月のヘビーユーザーのMさんはスペインのFCバルセロナというクラブチームで長年スクールコーチをしていた。そんなMさんとよく話すのはフットボールは走りの身体の連動性をトップレベルに高めた上でそこからいかにくずすのを上手くするか。手足の連動性を身につけつつ、足と手の動きをバラバラに崩せることを動きの中でできることこれがメッシにはあるが日本人にはない。
そんな2つのお話を原点に判断力と対応力を身につけるトレーニングをボールを使わない一本歯下駄フィジカルトレーニングとして実施しました。
「出来そうで出来ない」「出来なさそうで出来る」
子ども達はこの境目を楽しんでいきます。
最後は骨盤を立てる、腰をいれる、背中をしならせてのアジリティトレーニング。
ただ、今回大腰筋、腸骨筋の解筋トレーニングをしないプログラム構成で骨盤を立てるを取り入れたのは反省点。
丁寧に筋肉を建築していくように丁寧に土台をつくらなければ本当に伝えたい動きを伝えることは出来ません。
胸郭と骨盤の関係を構築せずで体幹のトレーニングだけおこなっていきなり骨盤を立て、背中をしならせようとしても数人の子のみのトレーニングになります。
大きな大きな反省点でした。