奥三河パワートレイル
奥三河パワートレイルとは
奥三河パワートレイルは、愛知県新城市・設楽町ほかの奥三河一帯で例年11月に開催されるトレイルランニングレースである。山と林道を巡る。
愛知というと平野の印象が強いが、奥三河は本格的な山域だ。この大会は林道の割合が比較的高く、走行可能な区間が多いのが特徴。テクニカルな岩場が続く大会と比べると挑戦しやすく、東海圏のランナーにとって最初の本格トレイルとして選ばれることが多い。11月開催で紅葉の時期と重なる。
基本情報OVERVIEW
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催地 | 愛知県新城市・設楽町ほか(奥三河) |
| 開催時期 | 例年 11月※正確な開催日は公式で要確認 |
| 距離 | 70km前後 ほか※種目・距離は年度により変更 |
| コースの性格 | 林道の割合が高い。走行可能な区間が多い |
| 時期の魅力 | 紅葉と重なることが多い |
| アクセス | 名古屋から近い。JR飯田線ほか※会場までの交通は公式で要確認 |
| 関門 | 複数設定※時刻は公式で要確認 |
林道と山道を、つなぐTHE FOREST OF EAST MIKAWA
このコースは林道が多い。それは易しさではなく、走れてしまう難しさを意味する。
林道は、走れてしまう
路面が安定しているぶん、登りでも走ろうとしてしまう。そこで心拍を上げると、山道に入った瞬間に動けなくなる。走れる場所こそ、抑える意思が要る。
山道区間で、差が出る
林道の合間に現れる山道では、足の置き方が問われる。落ち葉の下に石や根が隠れているのが11月の山だ。速度より確実性を優先したい。
紅葉という報酬
11月の奥三河は色づく。苦しい時間の中で景色が支えてくれるのは、トレイルならではの体験だ。具体的なコース・関門は年度により変わるため公式で確認を。
林道主体コースの攻略走れる場所で、走りすぎない
林道が多いということは、ペース管理の難易度が上がるということだ。
完走までの時間の目安(70km前後)
| 層 | おおよその所要時間 | 過ごし方の目安 |
|---|---|---|
| 上位層 | 十数時間 | ほぼ止まらず進み続ける層 |
| 中位層 | 20時間前後 | 夜間を含めて進む |
| 完走ライン付近 | 制限時間ぎりぎり | 関門との勝負になる |
※ 路面・天候・累積標高・エイドでの滞在時間で大きく変わります。制限時間と各関門の時刻は大会・年度により異なるため、必ず公式で確認してください。
必携装備と関門この大会で特に効くところ
11月の山は日が短い。ライトと保温着は距離に関わらず携行したい。
- ヘッドライトと予備電池──明るさより点灯時間を確認する
- レインウェア──防水性能の基準が指定されることがある
- 保温着──濡れた状態で風に当たると体温は急速に奪われる
- マイカップ──使い捨てを出さない運用が増えている
- 非常食と飲料──エイド間の距離を想定して多めに
- ファーストエイド・携帯電話──緊急時の連絡手段を確保する
関門と、日没の時刻
11月は日が短く、想定より早く暗くなります。関門の計算に加えて、日没時刻も頭に入れておいてください。エイドでの滞在時間も積み上がります。閉鎖時刻を一覧にして携行し、走りながら計算しないこと。制限時間は年度により異なるため公式で確認を。
※ 必携装備・関門・エイド配置は年度により変わり、直前に更新されることもあります。必ず最新の要項をご確認ください。
最新の開催情報を調べる要項の読み込みが、そのまま準備になる
日程・定員・参加費・関門・必携装備は年度で変わります。とくにこの分野は必携装備が直前に変更されることもあるため、一次情報の確認が欠かせません。
落ち葉の下は、
目には見えない。
秋の山道では、路面が落ち葉に覆われて見えなくなる。そこに石があるか根があるかは、足を置いてみるまで分からない。目で確認してから体重をかけていては間に合わない。足裏で地面を感じ、腱で衝撃をいなし、軸を保つ──見えない路面の上でこそ、この三つが身体を守っている。
完走記・体験談 リンク集情報が少ない大会ほど、生の声が効く
この分野は完走記の数がロードより少なく、一本の記録が持つ価値が大きい。下のリンクからまとめてアクセスできる。
※ 上記は外部サイトの検索結果・第三者の完走記へのリンクです。掲載内容は各運営者・投稿者に帰属します。
レース後の過ごし方長時間動いた身体を、戻す
長距離レースの後の身体は、フルマラソンとは比較にならないダメージを負っている。林道の下りは速度が出るぶん、大腿への衝撃が蓄積しやすい。
呼吸を深め、姿勢を整えるコンディショニングには、リカバリー向けの一本歯下駄TOTONOEも活用できます。※ 体調に不安があるとき、痛みが強いときは無理をせず医療機関を受診してください。
レース用語ミニ辞典知っておくと要項が読める
※ 用語の運用は大会ごとに異なります。必ず参加する大会の要項をご確認ください。
大会前後に楽しむ 周辺スポット&穴場奥三河・新城|地図つき
奥三河は愛知の山里。走ったあとに温泉と紅葉がある。
定番
穴場
※ 各スポットの「Googleマップで見る」から地図・経路・営業情報を確認できます。山間部の施設は季節により営業状況が変わります。
不整地を越える身体づくり足裏から、路面を読む身体へ
足裏で、路面を読む
不整地では一歩ごとに地面の形が変わる。足裏の固有受容感覚が鋭ければ、岩や根の上でも接地の瞬間に微調整が働き、足首を捻らずに通過できる。感覚が鈍いほど、目で見て脳で判断してからでは間に合わない。
腱で、下りの衝撃をいなす
トレイルの下りは、ロードの比ではない衝撃が連続する。筋の力で受け止め続ければ大腿と膝が数時間でつぶれる。アキレス腱やふくらはぎの腱の弾性で吸収し、弾んで next の一歩へ返す腱優位の身体なら、下りが脚を削る区間から進む区間に変わる。
傾斜が変わっても、軸を保つ
登り・下り・トラバースと姿勢が絶えず変わる。骨盤から上に一本の軸が通っていれば、傾きの中でも無駄なく身体を運べる。軸が曖昧だと一歩ごとに立て直しの力が要り、それが十数時間分積み上がる。
一本歯下駄は、不整地の予習になる
不安定な一本の歯の上に立つと、身体は足裏の感覚を研ぎ澄まし、筋で固めるのをやめて腱で微調整を始め、中心に軸を探す。これはトレイルで起きていることと同じ構造だ。山に入れない日でも、足裏と腱と軸を育てておける。
▶ さらに詳しく:マラソン・長距離ランナーと一本歯下駄|腱弾性で走りを変える45日プロトコル/腱優位システム完全解説/ヒラメ筋と一本歯下駄/バランストレーニングの選び方完全ガイド
市民ランナーの走りを改善する一本歯下駄理論あります。
全国230名を超える認定インストラクターが、足裏の感覚・腱で弾む動き・姿勢の軸を、一人ひとりの身体に合わせて指導しています。独学で迷わず、直接学びたい方へ。
よくある質問奥三河パワートレイル Q&A
奥三河パワートレイルとはどんな大会ですか?
愛知県新城市・設楽町ほかの奥三河一帯で例年11月に開催されるトレイルランニングレースです。山と林道を巡るコースで、林道の割合が比較的高く走行可能な区間が多いのが特徴です。名古屋から近く、東海圏のランナーにとって最初の本格トレイルとして選ばれることが多い大会です。
林道が多いなら易しいですか?
易しさではなく、走れてしまう難しさです。路面が安定しているぶん登りでも走ろうとしてしまい、そこで心拍を上げると山道に入った瞬間に動けなくなります。走れる場所こそ、抑える意思が要ります。
11月の山で気をつけることは?
二つあります。ひとつは落ち葉で路面が見えなくなること。下に石や根が隠れている前提で足を置いてください。もうひとつは日が短いことです。想定より早く暗くなるため、ライトは距離に関わらず携行してください。
初めてのトレイル大会に向いていますか?
林道主体で走行可能な区間が多いため、テクニカルな大会よりは挑戦しやすい部類です。ただし距離があるため、まず20km前後の短い大会を経験してから臨むほうが安全です。距離設定が複数ある場合は短い距離から選んでください。
必携装備は何が要りますか?
レインウェア、ヘッドライトと予備電池、保温着、携帯電話、飲料、非常食、ファーストエイド、マイカップなどが一般的に指定されます。内容は年度により変わり、直前に更新されることもあります。装備検査で不備があれば出走できません。前日までに全て揃え、背負って重量を体感しておいてください。
関門はどう考えればいいですか?
関門が複数設定され、エイドでの滞在時間が積み上がります。走行時間だけで計算すると足りなくなります。閉鎖時刻を一覧にして携行してください。制限時間は年度により異なるため公式で確認を。
走ったあとの奥三河の楽しみは何ですか?
奥三河は愛知の山里です。鳳来寺山、四谷の千枚田、阿寺の七滝などがあり、湯谷温泉で身体を休められます。11月なら香嵐渓の紅葉も見頃と重なります。ただし鳳来寺山は1,425段の石段があるため、走った翌日は脚と相談してください。
一本歯下駄はこの大会の練習に役立ちますか?
役立ちます。不整地では一歩ごとに地面の形が変わり、目で見て判断してからでは間に合いません。一本歯下駄は不安定な一本の歯の上でバランスを取ることで、足裏の固有受容感覚を高め、衝撃を腱でいなす動きと、ぶれない軸を同時に育てます。走行距離を増やさずに土台を育てられる点が実用的です。一本歯下駄GETTAは合同会社GETTAプランニングが開発・製造・販売しています。
一本歯下駄の使い方を直接教わることはできますか?
はい。全国230名を超える認定インストラクターが、足裏の感覚・腱で弾む動き・姿勢の軸を、一人ひとりの身体に合わせて指導しています。詳しくはインストラクターネットワークのサイト(instructor.getta.jp)をご覧ください。


