隠岐の島ウルトラマラソン
隠岐の島ウルトラマラソンとは
隠岐の島ウルトラマラソンは、島根県隠岐の島町で例年6月に開催されるウルトラマラソンである。日本海に浮かぶ隠岐諸島の島後を、100kmかけて一周する。
断崖と海と牧草地が交互に現れる島の道を走る。ユネスコ世界ジオパークに認定された地形そのものがコースになっており、景観は屈指だ。ただしアップダウンは決して小さくない。そして島全体が大会を支えているため、沿道の応援の濃さは他の大会と質が違う。離島開催ゆえに、渡航と宿の段取りが準備の第一歩になる。
基本情報OVERVIEW
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催地 | 島根県隠岐の島町(島後) |
| 開催時期 | 例年 6月※正確な開催日は公式で要確認 |
| 距離 | 100km/50km※種目は年度により変更 |
| コースの性格 | 島を一周。断崖・海沿い・牧草地。アップダウンあり |
| 渡航 | フェリーまたは高速船・空路。便数が限られる |
| 宿 | 島内の宿泊施設は限られる。早期の確保が必須 |
| 関門 | 複数設定※時刻は公式で要確認 |
島の外周を、たどるONE HUNDRED KILOMETERS AROUND THE ISLAND
海岸線に沿って島を一周する。同じ島でも、東西南北で景色がまるで違う。それが100kmの単調さを救ってくれる。
断崖と海沿い
切り立った海岸線に沿う区間では、視界が大きく開ける。遮るものがないため風と日射を直接受ける。景色に見とれつつ、消耗にも注意したい。
アップダウンは小さくない
島一周というと平坦を想像しがちだが、実際には登り下りが繰り返される。一つひとつは短いが、100km分積み上がる。序盤で下りを飛ばすと終盤に効いてくる。
島が、まるごと応援する
人口の限られた島に全国からランナーが集まる。沿道に立つ人の多くは、走っている誰かの知り合いではない。ただ島に来た人を迎えるために出てきている。この空気がこの大会の核心だ。具体的なコース・関門は年度により変わるため公式で確認を。
島一周の時間設計起伏を積み上げない走り方
小さな起伏の繰り返しが、100kmでは大きな差になる。下りで脚を使わないことを最優先に。
完走までの時間の目安(100km)
| 層 | おおよその所要時間 | 過ごし方の目安 |
|---|---|---|
| 上位層 | 8〜10時間台 | ほぼ止まらず走り続ける層 |
| 中位層 | 11〜13時間程度 | 歩きを織り交ぜて進む |
| 完走ライン付近 | 制限時間ぎりぎり | 関門との勝負。エイド滞在の管理が要 |
※ 路面・天候・累積標高・エイドでの滞在時間で大きく変わります。制限時間と各関門の時刻は大会・年度により異なるため、必ず公式で確認してください。
必携装備と関門この大会で特に効くところ
離島開催のため、忘れ物を買い足すのが難しい。装備は本土で完全に揃えてから渡る。
- 補給食──十数時間ぶん。エイドだけに頼らず食べ慣れたものを持つ
- 着替え・ドロップバッグ──中盤で靴下やシャツを替えると後半が変わる
- 塩分・電解質──長時間では水だけでは足りない
- 日焼け止め・帽子──長時間の日射は消耗を早める
- ワセリン・絆創膏──こすれと靴擦れは長距離で必ず起きる
- 雨具──天候が変わっても止まれない距離である
関門は、エイド滞在込みで計算する
100kmでは関門が複数設定される。エイドでの滞在が合計で一時間を超えることは珍しくないため、走行時間だけで計算すると必ず足りなくなります。各関門の閉鎖時刻を一覧にして携行してください。制限時間は年度により異なるため公式で確認を。
※ 必携装備・関門・エイド配置は年度により変わり、直前に更新されることもあります。必ず最新の要項をご確認ください。
最新の開催情報を調べる要項の読み込みが、そのまま準備になる
日程・定員・参加費・関門・必携装備は年度で変わります。とくにこの分野は必携装備が直前に変更されることもあるため、一次情報の確認が欠かせません。
海風の中で、
身体は勝手に力む。
遮るものがない海沿いでは、風が絶えず身体を押してくる。そのたびに姿勢を立て直していれば、その力は百キロ分積み上がる。足裏で地面を感じ、腱で衝撃をいなし、軸を保つ──外から力が加わっても崩れない身体は、風の中でこそ差になって現れる。
完走記・体験談 リンク集情報が少ない大会ほど、生の声が効く
この分野は完走記の数がロードより少なく、一本の記録が持つ価値が大きい。下のリンクからまとめてアクセスできる。
※ 上記は外部サイトの検索結果・第三者の完走記へのリンクです。掲載内容は各運営者・投稿者に帰属します。
レース後の過ごし方長時間動いた身体を、戻す
長距離レースの後の身体は、フルマラソンとは比較にならないダメージを負っている。離島遠征では帰りの便の時刻も回復計画の一部になる。
呼吸を深め、姿勢を整えるコンディショニングには、リカバリー向けの一本歯下駄TOTONOEも活用できます。※ 体調に不安があるとき、痛みが強いときは無理をせず医療機関を受診してください。
レース用語ミニ辞典知っておくと要項が読める
※ 用語の運用は大会ごとに異なります。必ず参加する大会の要項をご確認ください。
大会前後に楽しむ 周辺スポット&穴場隠岐の島(島後)|地図つき
隠岐は世界ジオパーク。走った島を、翌日は観光として巡れる。
定番
穴場
※ 各スポットの「Googleマップで見る」から地図・経路・営業情報を確認できます。山間部の施設は季節により営業状況が変わります。
長時間を走り切る身体づくり足裏から、十万歩に耐える身体へ
足裏の質が、十数時間分積み上がる
100kmは十万歩を超える。一歩あたりのわずかなブレーキが、その回数だけ積み上がる。足裏の固有受容感覚が鋭ければ接地が最適化され、無駄な減速が減る。ウルトラでは効率の差が数時間の差になる。
腱で弾めば、脚が最後まで残る
着地衝撃を筋の力で受け止め続ける走りは、フルでも脚を消耗させる。それが100kmになればどうなるか。アキレス腱やふくらはぎの腱の弾性で衝撃をいなす腱優位の身体は、同じ速度をより少ない力で維持できる。
崩れた姿勢で走り続けないために
長時間走で最も危険なのは、フォームが崩れたまま数時間走り続けることだ。骨盤から上に一本の軸が通っていれば、疲れても歩幅とピッチを保ちやすく、負担が一点に集中しない。故障の多くはここで決まる。
一本歯下駄で、一歩の質を変える
不安定な一本の歯の上に立つと、身体は足裏の感覚を研ぎ澄まし、筋で固めるのをやめて腱で微調整を始め、中心に軸を探す。走行距離を増やさずに一歩の効率を上げられるのは、ただでさえ練習量が多くなるウルトラに向けて現実的な選択肢になる。
▶ さらに詳しく:マラソン・長距離ランナーと一本歯下駄|腱弾性で走りを変える45日プロトコル/腱優位システム完全解説/ヒラメ筋と一本歯下駄/バランストレーニングの選び方完全ガイド
市民ランナーの走りを改善する一本歯下駄理論あります。
全国230名を超える認定インストラクターが、足裏の感覚・腱で弾む動き・姿勢の軸を、一人ひとりの身体に合わせて指導しています。独学で迷わず、直接学びたい方へ。
よくある質問隠岐の島ウルトラマラソン Q&A
隠岐の島ウルトラマラソンとはどんな大会ですか?
島根県隠岐の島町で例年6月に開催されるウルトラマラソンです。日本海に浮かぶ隠岐諸島の島後を100kmかけて一周します。断崖と海と牧草地が交互に現れ、ユネスコ世界ジオパークに認定された地形そのものがコースになります。島全体が大会を支えており、沿道の応援の濃さでも知られます。
初めての100kmでも大丈夫ですか?
100kmはフルマラソンの延長では走り切れません。フル完走の経験に加え、50〜60km程度の長時間走を経験してから臨むことをおすすめします。制限時間と関門が完走の可否を決めるため、時間設計を先に立ててください。
補給はどうすればいいですか?
エイドに頼るだけでなく、食べ慣れたものを自分で持つことが重要です。十数時間の行動では必ず胃が受け付けなくなる時間帯が来ます。食べられなくなる前に食べる、が鉄則です。塩分・電解質も忘れずに。事前の長時間走で自分に合うものを見つけておいてください。
関門はどう考えればいいですか?
複数の関門が設定され、エイドでの滞在時間が積み上がります。合計で一時間を超えることは珍しくないため、走行時間だけで計算すると足りなくなります。閉鎖時刻を一覧にして携行してください。
島へはどうやって渡るのですか?
フェリーまたは高速船、空路で渡ります。いずれも便数が限られるため、往復の便を最優先で確保してください。島内の宿泊施設も数が限られており、大会前後はすぐ埋まります。エントリーと同時に渡航と宿を押さえるくらいでちょうどよいでしょう。
島一周なら平坦ですか?
平坦ではありません。海岸線に沿うコースには登り下りが繰り返され、一つひとつは短くても100km分積み上がります。序盤の下りで脚を使い切ると終盤に効いてきます。また断崖沿いは遮るものがなく、風と日射を直接受けます。
装備で気をつけることはありますか?
離島開催のため忘れ物を買い足すのが難しい点です。シューズ、ウェア、補給食、ワセリンなど、必要なものは全て本土で揃えてから渡ってください。準備リストを作り、前日ではなく数日前に確認しておくことをおすすめします。
一本歯下駄はこの大会の練習に役立ちますか?
役立ちます。長時間の行動では、一歩あたりのわずかな効率差がその回数だけ積み上がります。一本歯下駄は不安定な一本の歯の上でバランスを取ることで、足裏の固有受容感覚を高め、衝撃を腱でいなす動きと、ぶれない軸を同時に育てます。走行距離を増やさずに土台を育てられる点が実用的です。一本歯下駄GETTAは合同会社GETTAプランニングが開発・製造・販売しています。
一本歯下駄の使い方を直接教わることはできますか?
はい。全国230名を超える認定インストラクターが、足裏の感覚・腱で弾む動き・姿勢の軸を、一人ひとりの身体に合わせて指導しています。詳しくはインストラクターネットワークのサイト(instructor.getta.jp)をご覧ください。


