飛騨高山ウルトラマラソン
飛騨高山ウルトラマラソンとは
飛騨高山ウルトラマラソンは、岐阜県高山市で例年6月に開催されるウルトラマラソンである。飛騨の山あいを走り、標高差の大きな峠を越える。
この大会の名を高めているのは、国内屈指のタフさだ。ロードのウルトラでありながら累積標高が大きく、トレイルに近い負荷がかかる。平坦な100kmとは、必要な準備がまるで違う。一方で6月の高原は走りやすく、飛騨の景観と食が走ったあとを支えてくれる。峠に挑む価値のある一本だ。
基本情報OVERVIEW
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催地 | 岐阜県高山市 |
| 開催時期 | 例年 6月※正確な開催日は公式で要確認 |
| 距離 | 100km/71km ほか※種目は年度により変更 |
| コースの性格 | 標高差の大きな峠越え。累積標高が大きくタフ |
| 気候 | 6月の高原。走りやすいが天候の変化はある |
| 関門 | 複数設定※時刻は公式で要確認 |
| アクセス | JR高山本線・高山駅/高速バス※会場までの交通は公式で要確認 |
峠を越え、渓谷を進むONE HUNDRED KILOMETERS INTO THE VALLEY
このコースの本体は登りだ。ロードでありながら、累積標高はトレイル大会に近い量に達する。
峠が、勝負を分ける
標高差の大きな峠を越える区間が待つ。ここで力んで登ると、その後の数十キロが歩きになる。パワーウォークへの切り替えを躊躇しないこと。走るより速く歩けるなら、それが正解になる。
下りで、脚を失わない
峠を越えたあとの長い下りは、気持ちよく進める。だがそこで筋肉に受け止めさせた衝撃は、必ず終盤に請求される。重心を前に置き、歩幅を抑えて刻む。
渓谷沿いの道
川に沿った区間では、視界が閉じて時間が長く感じられる。景色の変化が少ない時間帯こそ、区切りを作って進む。具体的なコース・関門は年度により変わるため公式で確認を。
峠を含む100kmの設計登りで心拍を上げない
累積標高の大きいウルトラでは、登りでの努力度管理が全てを決める。
完走までの時間の目安(100km)
| 層 | おおよその所要時間 | 過ごし方の目安 |
|---|---|---|
| 上位層 | 8〜10時間台 | ほぼ止まらず走り続ける層 |
| 中位層 | 11〜13時間程度 | 歩きを織り交ぜて進む |
| 完走ライン付近 | 制限時間ぎりぎり | 関門との勝負。エイド滞在の管理が要 |
※ 路面・天候・累積標高・エイドでの滞在時間で大きく変わります。制限時間と各関門の時刻は大会・年度により異なるため、必ず公式で確認してください。
必携装備と関門この大会で特に効くところ
ロードのウルトラだが、山間部を長時間走る。天候の変化と冷えへの備えは持っておきたい。
- 補給食──十数時間ぶん。エイドだけに頼らず食べ慣れたものを持つ
- 着替え・ドロップバッグ──中盤で靴下やシャツを替えると後半が変わる
- 塩分・電解質──長時間では水だけでは足りない
- 日焼け止め・帽子──長時間の日射は消耗を早める
- ワセリン・絆創膏──こすれと靴擦れは長距離で必ず起きる
- 雨具──天候が変わっても止まれない距離である
関門は、エイド滞在込みで計算する
関門が複数設定される。エイドでの滞在が積み上がるため、走行時間だけで計算すると必ず足りなくなります。各関門の閉鎖時刻を一覧にして携行してください。制限時間は年度により異なるため公式で確認を。
※ 必携装備・関門・エイド配置は年度により変わり、直前に更新されることもあります。必ず最新の要項をご確認ください。
最新の開催情報を調べる要項の読み込みが、そのまま準備になる
日程・定員・参加費・関門・必携装備は年度で変わります。とくにこの分野は必携装備が直前に変更されることもあるため、一次情報の確認が欠かせません。
登りで力むほど、
前には進まない。
斜面を踏むとき、力を込めるほど地面はそれを返してくれない。足裏で地面を感じ、腱で衝撃をいなし、軸を保つ──同じ心拍でより高く登れる身体は、筋力ではなく接地の効率で決まっている。峠は、そこを正確に測ってくる。
完走記・体験談 リンク集情報が少ない大会ほど、生の声が効く
この分野は完走記の数がロードより少なく、一本の記録が持つ価値が大きい。下のリンクからまとめてアクセスできる。
※ 上記は外部サイトの検索結果・第三者の完走記へのリンクです。掲載内容は各運営者・投稿者に帰属します。
レース後の過ごし方長時間動いた身体を、戻す
長距離レースの後の身体は、フルマラソンとは比較にならないダメージを負っている。峠越えの下りで大腿に入ったダメージは、平坦な100kmより深い。
呼吸を深め、姿勢を整えるコンディショニングには、リカバリー向けの一本歯下駄TOTONOEも活用できます。※ 体調に不安があるとき、痛みが強いときは無理をせず医療機関を受診してください。
レース用語ミニ辞典知っておくと要項が読める
※ 用語の運用は大会ごとに異なります。必ず参加する大会の要項をご確認ください。
大会前後に楽しむ 周辺スポット&穴場飛騨高山|地図つき
飛騨高山は古い町並みと温泉の街。走ったあとに一泊する価値がある。
定番
穴場
※ 各スポットの「Googleマップで見る」から地図・経路・営業情報を確認できます。山間部の施設は季節により営業状況が変わります。
長時間を走り切る身体づくり足裏から、十万歩に耐える身体へ
足裏の質が、十数時間分積み上がる
100kmは十万歩を超える。一歩あたりのわずかなブレーキが、その回数だけ積み上がる。足裏の固有受容感覚が鋭ければ接地が最適化され、無駄な減速が減る。ウルトラでは効率の差が数時間の差になる。
腱で弾めば、脚が最後まで残る
着地衝撃を筋の力で受け止め続ける走りは、フルでも脚を消耗させる。それが100kmになればどうなるか。アキレス腱やふくらはぎの腱の弾性で衝撃をいなす腱優位の身体は、同じ速度をより少ない力で維持できる。
崩れた姿勢で走り続けないために
長時間走で最も危険なのは、フォームが崩れたまま数時間走り続けることだ。骨盤から上に一本の軸が通っていれば、疲れても歩幅とピッチを保ちやすく、負担が一点に集中しない。故障の多くはここで決まる。
一本歯下駄で、一歩の質を変える
不安定な一本の歯の上に立つと、身体は足裏の感覚を研ぎ澄まし、筋で固めるのをやめて腱で微調整を始め、中心に軸を探す。走行距離を増やさずに一歩の効率を上げられるのは、ただでさえ練習量が多くなるウルトラに向けて現実的な選択肢になる。
▶ さらに詳しく:マラソン・長距離ランナーと一本歯下駄|腱弾性で走りを変える45日プロトコル/腱優位システム完全解説/ヒラメ筋と一本歯下駄/バランストレーニングの選び方完全ガイド
市民ランナーの走りを改善する一本歯下駄理論あります。
全国230名を超える認定インストラクターが、足裏の感覚・腱で弾む動き・姿勢の軸を、一人ひとりの身体に合わせて指導しています。独学で迷わず、直接学びたい方へ。
よくある質問飛騨高山ウルトラマラソン Q&A
飛騨高山ウルトラマラソンとはどんな大会ですか?
岐阜県高山市で例年6月に開催されるウルトラマラソンです。100kmと71kmなどの部があり、飛騨の山あいを走ります。標高差の大きな峠を越えるタフなコースで知られ、ロードのウルトラでありながら累積標高が大きく、トレイルに近い負荷がかかります。
平坦な100kmとどう違いますか?
必要な準備がまるで違います。登りでの努力度管理とパワーウォークの技術が要り、下りで脚を守る走り方も必要になります。平坦な100kmを完走した経験があっても、同じ感覚では走れません。坂道を含む練習を事前に積んでください。
登りはどう進めばいいですか?
急な登りでは走るよりパワーウォークのほうが効率がよい場面が多くあります。歩幅を狭め、心拍を上げすぎず、一定のリズムで登る。ここで無理に走って心拍を上げると、峠を越えたあとの数十キロが苦しくなります。
下りで気をつけることは?
峠を越えたあとの下りは気持ちよく進めますが、そこで筋肉に受け止めさせた衝撃は終盤に請求されます。ブレーキをかけて突っ込まず、重心を前に置いて歩幅を抑えて刻んでください。下りで脚を守れるかが完走を左右します。
補給はどうすればいいですか?
エイドに頼るだけでなく、食べ慣れたものを自分で持つことが重要です。長時間の行動では必ず胃が受け付けなくなる時間帯が来ます。食べられなくなる前に食べる、が鉄則です。塩分・電解質も忘れずに。事前の長時間走で自分に合うものを見つけておいてください。
関門はどう考えればいいですか?
複数の関門が設定され、エイドでの滞在時間が積み上がります。走行時間だけで計算すると足りなくなります。閉鎖時刻を一覧にして携行してください。制限時間は年度により異なるため公式で確認を。
走ったあとの飛騨高山の楽しみは何ですか?
高山は古い町並みで知られる街です。江戸期の商家が並ぶ三町、飛騨の里、宮川朝市などがあり、平坦で歩きやすいのが走った翌日には嬉しいところです。奥飛騨温泉郷の平湯温泉で身体を休めることもできます。食では飛騨牛が知られています。
一本歯下駄はこの大会の練習に役立ちますか?
役立ちます。長時間の行動では、一歩あたりのわずかな効率差がその回数だけ積み上がります。一本歯下駄は不安定な一本の歯の上でバランスを取ることで、足裏の固有受容感覚を高め、衝撃を腱でいなす動きと、ぶれない軸を同時に育てます。走行距離を増やさずに土台を育てられる点が実用的です。一本歯下駄GETTAは合同会社GETTAプランニングが開発・製造・販売しています。
一本歯下駄の使い方を直接教わることはできますか?
はい。全国230名を超える認定インストラクターが、足裏の感覚・腱で弾む動き・姿勢の軸を、一人ひとりの身体に合わせて指導しています。詳しくはインストラクターネットワークのサイト(instructor.getta.jp)をご覧ください。


