2020
12.05

続・一本歯下駄で走ることについて一本歯下駄ランナーが語ること

高繁勝彦ブログ

一本歯下駄で速く走ることは難しい。

かつてはフルマラソンを2時間台(1キロ4分=時速15キロほど)で走っていた私だが、今は1キロ6分(時速10キロ)さえも高速に思える。

そもそも速く走るために作られていないのが一本歯下駄。

心地よく、気持ちよく、楽しく、面白くフィールドを「駆ける」あるいは「駆け回る」ために作られているのだと思う。

私は「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」というプロジェクトを2011年に立ち上げ、バギーと呼ばれる3輪のジョギング用ベビーカーに水や食糧、キャンプ用品、生活用品などを詰め込んで、これまでアメリカ大陸やオーストラリア大陸、ニュージーランドや西ヨーロッパなど10カ国で約1万7000キロを走ってきた。

通常は40〜50キロの荷物を積んで、1日に40〜60キロを走るけれど、オーストラリアの砂漠「ナラボー平原」では最大70キロの荷物を積んだバギーを押していたこともある。

そんな荷物を押して走るという行為も同じくスピードは出せない。

「走る」というよりは「歩くより少し速く移動する」という感じだ。

35年前、25歳の年に初めてフルマラソンを走った。

その頃はスピード(速く走ること)に憧れてレースやマラソン大会などを頻繁に走っていたけれど、それが100キロマラソンなどウルトラマラソンのような超長距離に変わり、スピードよりも距離に魅力を感じ始めた。

ウルトラマラソンのトレーニングで大阪から京都を走ったり、京都から東京までを走ったり、次第に飛脚のような走り旅が脚とカラダに染み付いて行った。

そういったバックグランドがあって、今はこんなノマドのような旅が楽しい。

足(脚)は移動の手段。これはレースであっても旅であっても同じ。

ただ、私の場合、二本の脚を「旅」の手段にしてしまったことから人生を大きく転換させた。

速く走るよりは、時間をかけて(=LONG)、ゆっくりと(=SLOW)、どこまでも(=DISTANCE)、いつまでも(いくつになっても =FOREVER)走っていたいという願望が強くなってきたのだろう。

一本歯下駄もまた同じ。心地良さを感じる故に一度履いたら脱ぎたくなくなってしまう。

長く旅を続ける旅人がいる。

今もリアルタイムでこの地球上を移動し続けている仲間がいる。

移動手段はバイクであったり車であったり、自転車であったり二本脚であったりもする。

いつまでも移動し続けていたいという想いが人々を旅に向かわせている。

一本歯下駄を履いてずっと静止し続けていたいと思う人はまずいるまい。

一本歯下駄だって履いて歩き(走り)出したらずっと移動し続けたくなるもの。

結論:旅も一本歯下駄も移動することの心地良さを追求するためのもの。

生きている限り人は移動し続ける。

足腰が弱って寝たきりになったり車椅子生活になったりするまでは、最低限、自分の二本の脚で歩かなくてはならない。

命ある限りは自分の二本の脚を使い続けたい。

歩くのを止めるのは棺桶に入る時。

生きて走って旅をして、そんな合間に一本歯下駄で歩いたり駆け回ったりする。

今はそんな人生を日々謳歌している。

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*ライター:

ARUCUTO一本歯下駄アンバサダー、

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦

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