宮崎要輔ブログ

日本ライトフライ級タイトルマッチ2017

【強くなりすぎて日本ボクシング史上まれな伝説を生み出した久田選手】

一本歯下駄でトレーニングを積み重ねてきた久田選手、4月2日に現日本チャンピオン拳四朗選手とタイトルマッチ戦の予定でしたがポスター設置、チケット販売も大詰めの本番12日前に両者ともに減量ミスもない中で日本ボクシング史上異例となる拳士朗選手陣営から試合辞退の申し出がありました。

挑戦者である久田選手の方が数ランクもチャンピオンよりも強くなっているという情報があまりにも各ジムにいきわたった結果、拳四朗選手陣営から勝てる見込みがないと判断されたようです。

どんなにマナー違反でも負けるよりも逃走を選んだ戦略は拳士朗選手側からすれば久田選手に勝てる可能性がほぼ0だという中で致し方ないものかもしれません。

それでもタイトルマッチ12日前で厳しい減量に耐え抜き最高のコンデイショニングで調整していた久田選手に対してあまりにもの結果でした。

こうして拳四郎選手のボクシング史上とても異例なマナー違反による肩透かしを食らった日本ライトフライ級タイトルマッチは4月21日開催となりました。

 

コンデイショニング調整、そして減量と精密に久田選手が頑張ってきた中で拳四郎選手側の今回のマナー違反は流石にこうして文章に書き起こすほど怒れるものです。

 

ベルトを持つチャンピオンがチケット販売までされている中の12日前に逃げるを判断するのは本当に異例で今、久田選手はチケットを購入してくれた方々一人一人に頭を下げて料金を払い戻す日々です。

 

日曜日開催の予定で調整していた会社員の方々が変更の試合日程である金曜日は駆けつけるのが難しく、試合を楽しみにしていた多くの方々がその瞬間をみることができなくなってしまいました。

 

多くの損害や損害金まで生み出した中で拳四郎陣営は謝罪金はもとより拳四郎選手本人のプライベートの謝罪しかないということですごいなと思います。

 

拳四郎選手陣営の非礼から久田選手はチケットを回収し払い戻す日々ですが本人からは聞いていないですがどうもこの回収チケットのお金は久田選手が自己負担して購入者の方に払い戻ししているようです。

 

久田選手のそんな誠実で前向きな姿と拳四郎選手陣営のあとは知りませんという歩みをみるとますます久田選手に頑張って欲しいです。

 

怒れる話はここまでにして本日も久田選手のトレーニングを一本歯下駄トレーニングを中心に行いました。

トレーニング後にパンチをみせてもらいましたが拳四郎選手は負けるのがこわくて試合を避けたのではなく死ぬのがこわかったのではないかというぐらいのパンチをはなつほどまでになっています。

 

死の心配があるのならば拳四郎選手は正しい判断だったと思うとともにそんな拳四郎選手のレベルでとまることなくこのまま久田選手には世界チャンピオン、そして井岡一翔選手や井上選手をも破って3階級での世界チャンピオンをもぎ取って欲しいです。

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