一本歯下駄弁慶が走る!


平昌冬季五輪では、一本歯下駄を使ってトレーニングを継続してきた小平奈緒選手が金銀2つのメダルを獲得した。古武術をヒントに、一本歯下駄を取り入れた彼女の独自のトレーニング法は各メディアでも取り上げられ、一本歯下駄への注目も高まる一方。

先日(2/25)行われた東京マラソンでも、実は一本歯下駄が注目を浴びた。

3万6千人が東京の町を埋め尽くすという、恐らく一年に一度見られるかどうかの光景。そんな中に彼の姿はあった。

一本歯下駄弁慶こと大西信秀さん

 

普通に走ってもなかなか大変なフルマラソン(42.195キロ)を、あえて一本歯下駄で走るということを地球上で(恐らく)最初にチャレンジされたのが大西さんだ。彼は6年前の東京マラソンで最初の一本歯下駄フルマラソン完走に成功している。

東京マラソンを走る大西さん

 

私が彼と出会ったおかげで2014年3月2日(ということは明日で4周年)に一本歯下駄クラブが誕生。

フェイスブック上の公開グループではあるのだけれど、この4年間、いろんなところで一本歯下駄のイベント(一本歯下駄フェスタ、一本歯下駄ハイク、一本歯下駄登山など)にも取り組んできた。

さらには、一本歯下駄ランニングの先駆者でもある大西さんに続き、この4年間で一本歯下駄でフルマラソンを走ろうという酔狂者が11人も。

一本歯下駄による歴代フルマラソン完走者

 

その中のひとり小平天さんは100キロのウルトラマラソンまで完踏している。

一本歯下駄によるウルトラマラソン完踏記録

 

大西さん自身今回がフルマラソン完走6度目。昨年、同じく一本歯下駄クラブのメンバー矢野弘一さんが先に6回めのフルマラソン完走を達成してフルマラソン完走6回のランナーがこの世に二人誕生。これがタイ記録となった訳だ。

 

さて、一体何が人々をそのようなクレイジーな行為に駆り立てるのか?

ただただ、面白い・楽しい…それだけなのだろうか?

思うに、周りにいる人達を楽しませ、同時に人々に感動を与え、最後には自分自身も感動、達成感が得られる…ということなのだと個人的には考えている。

私自身はまだ一本歯下駄で10キロ程度の距離しか走っていないのだけれど、いつか一本歯下駄でのフルマラソンには挑んでみたいもの。

 

今回の東京マラソンは、設楽悠太選手が日本最高記録2時間6分11秒を出して優勝したことも話題になっている。

でも、大西さんのこの日のツイッターでのツイートでは…

 

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東京マラソンの行われた日の午後、ツイッターで一本歯下駄を検索していたら大西さんを目撃していた方々のツイートがかなりたくさん見つけられた。東京マラソンを走っていた他のランナーや沿道で応援していた一般の方々に与えたインパクトは相当大きなものがあったのだろう。

(下のリンクにもあるけれど、コスプレランナーの中で大西さんは群を抜いて目立っていた)

 

今後、小平奈緒選手の影響でトレーニングに一本歯下駄を使うアスリートも増えるかもしれないし、大西さんの影響を受けて一本歯下駄でマラソンを走ろうというランナーが増えてくるかもしれない。

一時的な流行だけで終わってほしくはないけれど、本当にいいものならばそれは多くの人が使うだろうし、とことんいいと信じる方ならずっと使い続けるはず。

一本歯下駄が千数百年もの歴史を経て使われてきたのにもきっと意味がある。

 

https://platform.twitter.com/widgets.js

 

私自身のPEACE RUNは「平和・健康・夢・チャレンジ」が4つの柱。

ただ走るだけじゃない、走ることを通じていろんなことが可能だということを大西さんはじめいろんな方々が実践して取り組んでくれている。

できるならば、走ることで自分自身も楽しめて、同時に社会(世界)全体に少しでもプラスになるものがあればいい。

大西さんの使用している一本歯下駄はARUCUTO製NANTAN、走りやすくするためにベルクロテープとゴムストラップで足を固定、フィット感を高めている。

 

なお、3月11日に埼玉県戸田市で開催される彩湖エコマラソンには一本歯下駄部門が新設(史上初・前代未聞)。一本歯下駄弁慶大西さんはじめ、一本歯下駄フルマラソン最速ランナー(4時間11分)簑島さん、一本歯下駄フルマラソン最年少完走の菅原亮太さんらも参加。

その日の午後には一本歯下駄イベントも…。

 

「東京マラソン2018 頑張りすぎたコスプレランナー30選」

(上記写真の一部はこのページから借用)

 

KAY’S BLOG「ランニング・エンターテイナー」


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